カトリック中央協議会から『パンデミック後の選択—教皇フランシスコ』が7月22日付で発刊されました。これは、3月27日から4月22日にかけて人類が今取り憑かれ、苦しんでいるコロナウイルスによるパンデミックについて教皇フランシスコが言及されたり、記されたりした8つの重要な文章が収められています。「この文章集には二つの目的があります。一つは、この人類の危機から生まれうる、より良い世界を築くための方向性、手がかり、指針の提言です。二つ目は、これほどの過酷な苦しみと困惑の只中にあってすら、希望の種をまくことです。教皇はこの希望を、紛れもなく信仰においています。『神が共にいてくだされば、命は決して失われないのです』」(P.7-8序文より)